イングランド北西部

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イングランド北西部は、マンチェスターとリヴァプールを最大都市として産業の集積が見られる人口の多い地域ですが、他方で湖水地方など自然も豊かです。

イングランド北西部
England North West

<地域概要>

イングランド北西部 イングランド北西部は、この地域分けではロンドンの次に人口密度が高い、というと、意外感を持つ人も少なくないでしょう。ロンドンからも遠く、湖水地方などの風光明媚な自然にあふれる地域なので、不思議な感じもしますが、この地域の南半分には、マンチェスターリヴァプールという2つの大都市と、それに続く中都市が点在しており、地域全体の面積があまり広くないため、数字としてはそうなるわけです。
 実際、この地域も南半分と北半分ではだいぶ様相が違います。北半分は中小の都市が点在する程度で、自然豊かな農牧地域や高原地帯が広がっています。しかし語学学校はほとんどありません。他方の南半分も、マンチェスターを除けば語学学校が多いわけではありません。マンチェスターだけは例外で、昔から語学学校密集都市になっています。


<イングランド北西部の主な都市>

マンチェスター Manchester

イギリス留学サイト(ryugaku-uk.com)掲載の語学学校:ブリティッシュ・スタディー・センター・マンチェスター / エッセンシャル・イングリッシュ・センター

 見方によっては英国第二の大都市でもある、マンチェスター。とはいえ、ロンドンとマンチェスターの規模の比率は、東京と大阪という感じではなく、もっと大きな差があります。規模の点でも産業都市という観点からも、バーミンガムと比較されることが多いのですが、語学留学先として全く不人気のバーミンガムと対照的に、マンチェスターには昔からかなり多くの語学学校があります。正直、飽和感もあり、こんなにあって共倒れしないのかと心配になるぐらいですが、実際に学校を訪問してみれば、どの学校もそこそこ学生をしっかり集めて、うまくやっているようです。大きな都市ですが、語学学校の大半は中心部の特定地域に集中しています。
 観光都市でもないのにこれだけ多くの語学学校が競合していて、なお成り立っている理由は定かではありませんが、一説によれば「マンチェスター・ユナイテッド」に代表されるフットボール人気と、それによる知名度の高さによるらしいです。しかしもう一つのマンチェスターの良さは、大都市としての色々なものが揃っている割には、英国の中では相対的に物価や生活費が安く、ロンドンはもとより、マンチェスターよりずっと小さな都市である、ブライトンオックスフォードケンブリッジエディンバラあたりと比べても、概して留学費用が安く済む点です。さらには、マンチェスター空港が市内から列車で20分の便利な所にあり、ロンドンに次ぐハブ空港として、フライトの便数が多く、鉄道も発達していて、遠方への旅行がしやすい点も魅力です。
 マンチェスターは、やはり大都市が売りのようで、マンチェスターの学校と話していると、ロンドンに次ぐ英国第二の都市という売り文句をしばしば聞かされます。市域が狭いため、純然たる市の人口としてはずっと少ないのですが、郊外を含めた都市圏としては、バーミンガムと並び2位か3位のあたりに来る都市であることは間違いありません。なるべく活気のある賑やかな大都会に留学したいけれど、ロンドンだけは避けたいという人が、ここマンチェスターにたどりつくケースも多いと思われます。
 大都市ですが地下鉄はなく、市内交通はバスとトラムで、一部は鉄道も使えます。ホームステイ先と学校との行き来に郊外鉄道(ブリティッシュ・レール)を使うケースが生じる都市は、ロンドン以外にはあまり多くありませんが、ここは大いにその可能性がある都市です。

  マンチェスター  マンチェスター  マンチェスター


リヴァプール Liverpool

イギリス留学サイト(ryugaku-uk.com)掲載の語学学校:ライラ / リヴァプール・スクール・オヴ・イングリッシュ

 マンチェスターと並ぶ東部を代表する産業都市であり、昔からの港湾都市ですが、リヴァプールと言えばビートルズ、というほどに、ビートルズゆかりの観光地が賑わっている街でもあります。また、かつて大勢の移民労働者を受け入れた工業都市であり、とりわけアイリッシュ海を隔ててアイルランドの首都ダブリンと向き合った立地ゆえか、イングランドの中ではアイルランド移民とその子孫が最も多い都市と言われています。そのため、イングランドにおけるアイルランドの首都、と呼ばれることもある、アイルランドとの縁が深い街です。
 中心部は割とコンパクトで、ターミナル駅であるライム・ストリート駅からさほど遠くないあたりです。市内交通に地下鉄があるのが特徴で、この地下鉄は実質は湾であるマージー川河口部を海底トンネルでくぐって対岸の町バーケンヘッド(Birkenhead)へも延びています。その対岸の半島エリアも、リヴァプール広域都市圏に属し、ごく一部のホームステイ先などはそちら側にもあるようです。

  リヴァプール  リヴァプール


チェスター Chester

 チェスター・シリーズの元祖、ここチェスターは、その名に恥じぬ長い歴史を有する静かで美しい、かつての要塞都市です。またこの都市はウェールズとのボーダーが目と鼻の先、という「国境都市」でもあります。チェスターを拠点に、リヴァプールマンチェスターなどの北西部の大都市と、北ウェールズの自然豊かな田舎町との両方に、日帰りでアクセスできるのが一つの利点です。
 語学学校は残念ながら数が少なく、質はいいですが、少人数制のためもあって値段は高いです。

  チェスター  チェスター


<イングランド北西部・その他の都市・地域>

 ブラックプール(Blackpool)はこの地域を代表する比較的派手やかな海浜リゾート都市で、人口も比較的多く、かつては空港までありました。古くから海沿いをトラムが走っていて、市民と観光客の両方のの足にもなっています。南部であれば、こういう都市には語学学校が自然と林立するものですが、今は全くありません。
 ブラックプールの内陸側にある主要都市がプレストン(Preston)、その北にランカスター(Lancaster)があり、さらに北上すれば、自然豊かな湖水地方を抜けて、スコットランドとのボーダー・シティーであるカーライル(Carlisle)へと至ります。イングランド北西部全体の人口密度はロンドンの次に高いぐらいなのですが、北半分は他に著名な都市もなく、人口稀薄な農村地帯も続きます。裏を返せば、マンチェスターリヴァプールのあたりにかなりの人口の集積がある、ということになるわけです。
 観光ガイドブックでは有名な湖水地方は、湖が多いだけでなく、イングランド最高峰で標高978メートルのスコーフェル・パイクをはじめ、イングランドで最も高い山がいくつかあります。それが1000メートルにも満たないとは日本人からすれば笑止千万かもしれませんが、イングランドというのがそういう国であることを知る参考情報としては有用でしょう。ちなみにブリテン最高峰はスコットランドのハイランドにあるベン・ネヴィスで、ウェールズにもアイルランドにも標高1000メートルを超える山がいくつかありますので、裏を返せば、イングランドは全体に山らしい山が少ない、ということになるわけです。



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