スコットランド

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スコットランドは、ブリテン島の北3分の1ほどを占める広大な地域で、イングランドとは違う国のように独自の法制や祝日もある、連合王国の一つの国です。

スコットランド
Scotland

<地域概要>

スコットランド スコットランドは、イングランドと異なるもう一つの英国。統一国家なのに、独自の法制や議会、祝日、紙幣など、まるで別の国なのかと思うことが多い、一癖も二癖もある地域です。北アイルランドを差し置いてでも、英国からの独立がたびたび話題になるのも、良く知られるところです。
 人口密度は低いものの、面積は広大で、ブリテン島北部のかなり広い地域を占める他、いくつもの大きな離島をかかえています。本土部分は、南東半分がローランド、北西半分がハイランドと分かれますが、都市も人口も語学学校も、ほぼローランドに集中しています。ハイランドは荒削りの大自然の中に史跡が点在し、観光客に人気のある地域ですが、サマーコースのようなものを除けば語学学校はほとんどないので、現実的にはエディンバラなどに滞在中に観光旅行で訪れる場所と言っていいでしょう。
 現実のスコットランドは、気候が厳しいとか、訛りが強いなどの理由も含め、長期留学よりは短期留学や観光で行く方が無難と考える人も多く、実際、エディンバラを除けば、語学留学先としてはメジャーとは言えません。
 そのスコットランドの二大都市は、グラスゴーエディンバラ。この近接する都市は色々な意味で対照的です。両都市の比較という意味では、大阪と京都の関係がわかりやすいです。つまり、人口も多く、経済、ビジネス、工業、貿易などの中心は大阪、それに対して文化、歴史、学問、観光などは京都が優位。こう決め付けてしまえば異論もあるとは思いますが、大雑把な傾向としては間違っていないと思います。これが、グラスゴーとエディンバラの関係になかなか似ているのです。多少飛躍のある比喩ではありますが、参考にしていただければと思います。


<スコットランドの主な都市>

エディンバラ Edinburgh

イギリス留学サイト(ryugaku-uk.com)掲載の語学学校:
 ・ブリティッシュ・スタディー・センター・エディンバラ British Study Centre Edinburgh
 ・ECS・スコットランド ECS Scotland
 ・インリンガ・エディンバラ Inlingua Edinburgh
 ・リージェント・エディンバラ Regent Edinburgh

 エディンバラはスコットランドの首都であり、観光や文化面でも非常に人気の高い都市です。但し、人口ではグラスゴーより小さい第二の都市になります。スコットランド随一の語学学校集中都市でもあり、スコットランドに語学留学をすると言えば、10人中9人はエディンバラと思って間違いないでしょう。治安も良く、見どころも多く、文句なしに美しい街です。また、訛りが強いと言われるスコットランドの中では、比較的綺麗な英語が聞こえる街でもあります。
 エディンバラは英国有数の物価の高い都市であり、授業料も滞在費も、安くは収まりません。また、人気都市ゆえ、昔からイングランドや世界各地からの移民も多く、実はスコットランド固有の文化が薄れているコスモポリタン・シティーでもあります。ですので、エディンバラだけを見てスコットランドを知ったつもりになってはいけない都市でもあるのですが、そういったあらゆるネガティヴな声を超越して、高い評判を保つ人気都市であるのは間違いありません。
 緯度は高いものの、気になる冬の寒さもさほどではなく、雪もたまにしか降りません。そして、大して離れていないグラスゴーと比べても、東に寄っている分、天気がいくらか良く、雨も少ないです。ただ、冬の昼の短さ、日没時刻の早さだけは多少覚悟が必要です。それでもそういった長い冬を楽しく乗り切れる、活気のある都市です。
 スコットランドは英国の中では新年を盛大に祝う風習がある点で、日本人には親近感がありますが、その新年イヴェントの中心地もここエディンバラ。年末年始は英国の他の都市の多くは普段よりひっそりしてしまいますが、エディンバラはこの時期に様々なフェスティバルがあって、観光客で溢れ返り、賑わいます。

  エディンバラ  エディンバラ  エディンバラ


グラスゴー Glasgow

イギリス留学サイト(ryugaku-uk.com)掲載の語学学校:
 ・ライヴ・ランゲージ Live Language

 スコットランド最大で英国全体でも有数の大都市、グラスゴー。スコットランドで唯一、地下鉄があり、複数の鉄道ターミナルがあり、複数の空港がある都市です。古くから産業都市として栄えた力持ちの都市で、スコットランド経済を今日まで支えてきています。首都エディンバラとは列車で最速50分の楽々日帰り圏、通勤圏でもありますが、エディンバラとは色々な意味で違う都市で、語学学校はあまりありません。気候も、西に寄る分、エディンバラより雨が多いですし、産業都市ゆえ、エディンバラより訛りが強いことにも、すぐに気が付くでしょう。
 最大都市にもかかわらず、エディンバラよりは生活費が安く済み、語学学校の授業料も安いです。エディンバラに近いので、エディンバラ観光も兼ねたいけれど、エディンバラは値段が高すぎるので、グラスゴーに留学して、週末にエディンバラへ観光に出かけるという選択肢もあります。交通費を入れてもなお、その方が安く収まる可能性が高いです。
 しかしもちろん、グラスゴーはそんなエディンバラの予備のような魅力のない都市ではありません。大都市としてのショッピングの充実度も、グラスゴー独特の歴史や文化も豊かです。さらには、週末にハイランド観光へ行くのに、エディンバラよりもグラスゴーからの方が近いといった利点もあります。そういったスコットランドの交通の拠点としての利便性、そして大都市の割にはコンパクトにまとまった暮らしやすさ。都市としては小さなエディンバラにしたところで、やはりホームステイのほとんどはバスになりますので、それならばグラスゴーにして費用を抑えるという考え方も選択肢としてあるでしょう。

  グラスゴー  グラスゴー  グラスゴー


アバディーン Aberdeen

イギリス留学サイト(ryugaku-uk.com)掲載の語学学校:
 ・インターナショナル・ハウス・アバディーン International House Aberdeen

 イングランドなどから見れば、スコットランドは人口密度の低い荒涼とした土地で、主要都市を一歩出れば雄大な自然が広がっている。詳しく知らない人ですと、その程度の認識かもしれません。ですがスコットランドは広く、独特の歴史も産業も多い地域。実際に行ってみれば他にもそこそこの都市が並んでいるのに、驚くかもしれません。スコットランド第三の都市アバディーンは、まさにその一つです。最果ての寂しい港町ではないかと思って行けば、ビルが立ち並ぶ近代都市であることに驚くことでしょう。
 この街は北海油田の基地として栄えた豊かな都市です。しかし今、それも岐路を迎えており、石油に頼らない街づくりが課題になっています。観光面では二大都市や西側、北側に比べてやや不利ですが、意外な視点からもう一つのスコットランドの姿を見ることができるでしょう。語学留学先としては、穴場中の穴場都市に間違いありません。

  アバディーン  アバディーン


<スコットランド・その他の都市・地域>

 スコットランドの離島を除く本土部分は、南東半分のローランドと北西半分のハイランドに分かれます。先にハイランドを見てみましょう。
 ハイランドという言葉は観光ガイド等でも比較的良く出てくるので、ご存知の方も多いでしょう。スコットランドの中でも特に人口密度が低く、自然豊かなエリアです。市を名乗るのは、恐竜のネス湖に近い、人口5万ほどのインヴァネス(Inverness)一つだけで、あとは荒涼とした土地に点々と中小の町村が点在します。雄大な自然が内外からのアウトドア派の観光客を魅了します。そんなアウトドア・キャピタルと呼ばれるハイランド中心の町が、人口1万あまりのフォート・ウィリアム(Fort William)です。ハイランドの内陸部は冬は雪もかなり積もります。夏でも涼しいどころか、風が強い日は、はっきり言うと寒い。そんな地域です。しかし緯度が高いので、夏の日の長さが大いに楽しめます。もちろん冬はその反対。
 そんなエリアがハイランド。しかし、インヴァネスなど比較的著名で、ハイランドの中では大きな町ですら、語学学校らしい語学学校はありません。ハイランドに語学留学するのは、現実的にはかなり困難です。どうしてもというなら、英語教師宅ホームステイなど、個人レッスン専門の先生を探すのが精一杯でしょう。
 学校はないけれど、では全体が観光地なのか、というと、それもまた当たりません。とにかく面積が広大。いくつか観光客の集まるスポットはありますが、実際には地域の大半で、過疎化、高齢化が他地域以上に進展しています。実際に車で走れば、人家も滅多にない荒涼とした寂しい山道を延々と何時間も走ることもあり、その間、景色もあまり変わりません。
 対するローランドは、その言葉自体はあまり聞きなれないと思います。理由は、ローランド全体をひとくくりにまとめて語る機会が少ないからではないかと思います。ローランドも、イングランドに比べれば人口密度は低いものの、グラスゴーや沿岸部を中心に、意外と栄えており、決して田舎ばかりではありません。この地域に人口の集積も多彩な産業もあるため、スコットランドの独立に経済的な実現性があると考えられているのでしょう。ただ、語学学校のようなビジネスに関しては、エディンバラの一人勝ち状態で、現在の所、上記三都市以外には一般の私立語学学校はほとんどありません。第三の都市アバディーンですら、1校だけ、それも歴史が比較的浅い新しい学校です。しかし、アバディーンとエディンバラの間にある第四の都市ダンディー(Dundee)は、学園都市であり、かつては大学付属の語学学校が複数あった時期もあります。ですが残念ながら、学生が集まらなかったのか、今は大学進学準備コースぐらいしか残っていないようです。それに続くスターリング(Stirling)、パース(Perth)といった市にも、語学学校はありません。ローランドの都市は、エディンバラを除くと観光都市としての要素は弱いです。言い換えれば、エディンバラ以外のスコットランドの観光といえば、都市よりも自然や史跡がメインになっているわけです。
 スコットランドの奥地は、エディンバラやグラスゴーからでもかなり遠く、高速鉄道もないので、行くのに時間がかかります。留学しつつスコットランド全体を極めたい方にとっても、交通の便も含めて考えると、現実的な選択肢は、エディンバラかグラスゴーになるでしょう。ハイランドにより近く、スコットランド各地へのアクセスが良いのは、エディンバラよりはグラスゴーです。 



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