イギリス留学都市ガイド

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トリビア

目次

  1. ケルト国とアングロサクソン系
  2. 英国第二の都市はどこ?(人口統計の話)
  3. ロンドンからの鉄道による時間距離
  4. ロンドン33区と東京23区を比べてみる

1. ケルト国とアングロサクソン系

ケルト国 イギリスやアイルランドのみならず、ヨーロッパの歴史を調べるとしばしば出てくる「ケルト」「ケルティック」という言葉。現代において、ごく大雑把に言えば、主にケルト系の言語を話す(話した)ケルト系の民族が住んでいる地域、ということですが、もとより複雑な歴史の中でかなり混じりあっており、綺麗に線が引けるものではありません。
 漠然ではあっても、よく研究した人であっても、ケルト文化などに興味のある人は、国別に見れば留学先にアイルランドを選ぶ傾向にあります。対照的にイングランドはアングロサクソンの国ですから、対立しているかのようにも感じられます。
 しかし、英国(UK)のうち、イングランド以外のスコットランドウェールズは、アングロサクソン系ではなくケルト系で、さらにイングランドの中でも南西部のコーンウォールはケルト系です。これらケルト系の言語、民族、文化を持つ地域という共通項でくくれる6つのエリアをまとめて、ケルティック・ネーションズ(ケルト国)と呼んでいます。もとより国家や行政、条約などによる規定や規約ではなく、いわば文化交流的な区分けです。
 6つのエリアとは、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、コーンウォール、マン島、ブルターニュです。アイルランドは南北合わせて一つで、ケルト国という場合、北アイルランドとアイルランド共和国は通常分けずに扱われるようです。よって、6つのケルト国のうち、英国(UK)に属するのは3つと半分(アイルランドの一部である北アイルランド)ということになります。マン島は、英国の一部のようでいて、UKではありません。あとはフランスのブルターニュ地方です。
 ちなみにアングロサクソンという言葉ですが、アングロは、デンマーク系、サクソンはドイツ系に由来します。今のイングランドも、古代はケルト系先住民が住んでいました。これはヨーロッパ大陸の多くの地域も同様です。しかしローマ帝国が進出し、それが撤退した後にアングロサクソン系に支配され、ケルト人は辺境に追いやられました。そういう流れで、イングランドから離れた僻地に、今なおケルト系の血を引いた人が多く住み、その文化が残っている、というわけです。もとより非常に大雑把な概説であることをご承知おきの上、興味を持った方はより深く調べてみて下さい。
 ケルト系の言語は、今も各地で残ってはいますが、実態としては、これら6つのケルト国でも、ブルターニュはフランス語が、それ以外の地域は英語が主流、というよりも、ほぼ英語だけが使われていると言い切ってしまって、問題ありません。マルタのように国民の第一言語がマルタ語であり、実際にも国民の間で英語よりも使われている、というようなことは、これらケルト国においては、ほとんどありません。ウェールズ語やアイルランド語などを第一話者とする人はいますが、それらの人も100%近く、英語とのバイリンガルです。
 英語を勉強するための留学だから、英語だけが話されている国に行きたいのみならず、道路標識なども英語だけの方がいい。そこまでこだわるならば、ケルティック・ネーションズではない地域、つまりイングランドが一番無難、ということになるでしょうか。しかし面白いことに、例えば道路標識や駅名標などは、ウェールズ、アイルランド共和国、スコットランドでは、2ヶ国語表示ですが、北アイルランドは原則、英語だけです。コーンウォールもほぼ同様です。けれどもどちらであっても、そこまでこだわらなくても、ケルティック・ネーションズのうちブルターニュを除けば、少なくとも語学学校があるような場所であれば、英語漬けの環境が得られることは、間違いありません。それでも、英語以外の言語もあることを知識として知っておけば、現地に行ってから各地の博物館や史跡などを訪れた時、きっと一層興味が深まるでしょう。 

  ウェールズ語の列車発車案内  アイルランドの道路標識

 これらの写真は現地で見かける二ヶ国語表示の例です。最初はウェールズの駅での発車時刻案内の電光掲示板で、英語と交互表示で出てきます。これだけでなく、ウェールズは道路標識なども全て2ヶ国語表記で、ウェールズ語主張のとても強い地域です。
 二番目はアイルランド共和国と北アイルランドの国境にある看板で、北アイルランドではほぼ英語だけなのに対して、アイルランド共和国に入ると、このようにゲール語(アイルランド語)が上、英語が下、という順序の二ヶ国語表示が普通になります。
 三番目はスコットランドの駅名標で、スコットランドもケルトの主張が強い地域ですが、アイルランド共和国に比べると、こういった看板でのゲール語主張はややおとなしめです。
 最後はイングランドのデヴォン州からコーンウォールに入った最初の駅のホームで見かけた、ようこそコーンウォールへ、という看板で、二ヶ国語表示です。しかしコーンウォールでの道路や鉄道の標識は、ほぼ英語表示だけで、コーンウォール語の看板などは、見つければ写真を撮りたくなるぐらいに珍しいです。

  スコットランドの駅名標  コーンウォールの看板


2. 英国第二の都市はどこ?(人口統計の話)

マンチェスターとバーミンガム マンチェスターの語学学校と話をしていると、彼らはしばしば、マンチェスターはロンドンに次ぐ英国第二の大都市である、という風に、都会の留学先であることを売り込んできます。マンチェスターは良かれ悪しかれ産業都市としての歴史が長く、そこから発展した都市として現代に至っているため、リゾート地や長閑で風光明媚な観光都市という売りは無理があります。いずれにしても、なるべく都会らしい都会に留学したいけれども、ロンドンは大きすぎるし物価も高いし国際的すぎてイギリス人の割合が低いし、といった理由でとりあえず除外したいとなれば、マンチェスターは有力候補になる都市ではあります。
 そう思って英国の都市別人口順位の統計に当たってみると、マンチェスターは2位どころか、5位とか8位など、統計によってかなり下に出てくることもあります。そして実際の2位という位置に出てくることが多いのは、バーミンガムです。しかし一体どうなっているのでしょうか。ここは、答を出すためではなく、答が絞れないことを理解していただくための、説明サイトです。興味のない人、細かいことはどうでもいいという人は、読み飛ばしていただいて全く問題ありません。
 うるさいことを言い出すと、そもそも都市とは何か、都市圏とは何か、という面倒な話になりますし、地方自治体という行政区分との関係も理解する必要が出てきます。結局はどこに境界線を引くかの話です。日本でも、市町村や都道府県の境界が山や川などで集落から途切れていて、超えれば明らかに違うエリアに入った、と思えるところもありますが、そうではないところも沢山あります。早い話が東京で、川崎や横浜は別の都市ですが、実質は連続して都市圏が続いています。東京の人口はいくらで、世界で何位か、比べる時に、実際の都市の規模として、東京23区の人口を言うのが正しいでしょうか、それとも東京都全部でしょうか、あるいはいわゆる首都圏というやつでしょうか。それらによっても数字は全く異なります。加えて屁理屈を言うと、東京23区という自治体はありません。戦前は東京市だったこともありますが、今は23区を一つの東京として捉えるのは、現実的には悪くありませんが、自治体別の人口や面積を序列化するときに、23区を一つにまとめて出すのは、厳密にはおかしいわけです。実はロンドンもかつてはそうでした。つまり、今は、グレーター・ロンドンと言われている、ロンドン32区を全部まとめたいわゆる大ロンドン市という自治体が存在し、そのグレーター・ロンドンの市長さんもいらっしゃいます。しかし以前は東京23区同様、区の上の、ロンドンをまとめる行政単位はなかったのです。加えてロンドンが昔も今も東京と違うのは、単にシティーとも略される、シティー・オヴ・ロンドンというのがあって、これは都心のごく狭い地域だけで、ここだけは地方自治上、グレーター・ロンドンである大ロンドン市に属さない、独立自治体なのです。特別なステータスを持った特別な地域であると説明されています。そして、東京23区で千代田区の人口が一番少ないのと同じで、このシティー・オヴ・ロンドンは、小さい上に都心の金融街とオフィス街ばかりで、住んでいる人は少ないので、人口では英国で下から2番目に人口が少ない自治体になってしまいます。つまり、最小単位の自治体で捉えて、英国の全市町村を人口が多い順に並べると、ロンドンのいくつかの区はある程度上位に出てきますが、純粋なロンドン市の名前である、シティー・オヴ・ロンドン自体は300位以下の、一番下の方にやっと出ます。実際、色々な調べ物をしてみれば、そういう統計を目にすることがあるわけです。
マンチェスターとバーミンガム さて、話を戻してマンチェスターですが、結論として人口で2位というのは、間違いとも正しいとも言えません。まずは表1をご覧下さい。
 マンチェスターにもバーミンガムにも、純然たるシティー部分と、広域都市圏とがあります。マンチェスターの方はグレーター・マンチェスターという、ロンドン同様にグレーターという言葉を使った広域圏がありますが、バーミンガムの方は、ウェスト・ミッドランズ・カウンティーという言葉が使われていて、そもそも地域によっても定義が違うので、同列の比較自体が難しいということではあります。グレーター・マンチェスターは10区域あり、ウェスト・ミッドランズの方は7区域です。市域が広いのはバーミンガムで、広域圏が広いのはマンチェスター、それでも人口はどちらもバーミンガムが多いです。とりわけ純然たる市域だけでみると、マンチェスターは面積も狭く、人口に至っては54万に過ぎません。そうするとバーミンガムはもとより、リヴァプールノッティンガムシェフィールドブリストルグラスゴーといったあたりの都市よりも下になってしまうのです。
 表1を見る限り、シティー部分だけでみても、広域都市圏としても、マンチェスターよりバーミンガムの人口が多いです。ただ唯一、シティー部分の人口密度だけは、マンチェスターの方が大きいです。中心部の密集度という意味では、マンチェスターの方が都会と言えるかもしれませんし、これは多分、実際に両都市の中心部を訪れた人であれば、実感としても納得できるのではと思います。
 他方の広域圏ですが、ウェスト・ミッドランズの広域圏は、ヴォルヴァ―ハンプトンやコヴェントリーという周辺の都市も含まれます。コヴェントリーは独立した中規模の市ですが、バーミンガムとコヴェントリーの間には、空港や展示会場がある以外は広々とした農村が広がっており、例えば日本の京浜間や阪神間などとは明らかに違い、都市として連続しているようには見えません。
 結局、上記はいずれも、地方自治体単位での統計です。自治体を単位とすると、周辺の人口の少ない農村部も自治体に入ってきますから、それよりは、現実的な人口密集地域の範囲で線を引いて、都市規模を見極めた方が、都市として大きいかどうか、実態に近い判定ができます。東京で言えば、さきに東京の人口を言う時に、23区か、東京都全部か、横浜など周辺都市も含めた首都圏か、と書きましたが、そのいずれでもないもう一つの方法で見るわけです。それは、横浜とか千葉市、さいたま市ぐらいまでの東京都心と連続している密集地域は全て一つの都市圏と考える反面、行政上は東京都に属していても、奥多摩とか伊豆諸島は明らかに都市圏ではないので外すわけです。そうなると、どこで線を引くのか、例えば青梅市ぐらいまでは入るのか、論争になりそうですが、英国の学者が提唱したコナベーション(Conurbation)という連接都市圏の定め方では、住宅などの密集度によって入るか入らないかを決めるためのルールがきちんと定められています。英国の多くの都市圏では、コナベーション単位でみた都市圏を、ビルト・アップ・エリア(Built-up Area)と称しています。そして、英国政府の統計庁(Office for National Statistics)でも、人口の集計単位の一つに、このコナベーション単位での集計を行っています。
マンチェスターとバーミンガム そして、このコナベーション単位で見ると、今度はマンチェスターがバーミンガムに勝ちました!表2をご覧下さい。これは英国の10大コナベーション(ビルト・アップ・エリア=BUAと略しました)を、人口が多い順に並べたものです。
 マンチェスターの方は、マンチェスター・ビルト・アップ・エリアで、グレーター・マンチェスターよりやや狭い地域です。他方、バーミンガムの方は、ウェスト・ミッドランズ・ビルト・アップ・エリアと言います。こちらは、ウェスト・ミッドランズ・カウンティーからコヴェントリーが除かれています。上に述べたように、バーミンガムとコヴェントリーの間には農村地域が結構広がっており、連続都市圏らしくありません。カウンティーという行政上の結束を一部無視して、現実的な密集エリアで線を引いたのが、この統計です。都市が大きいかどうかを比べるには、多分これが一番、実感に近い単位ではないかと思いますので、マンチェスターとバーミンガムだけでなく、トップ10を挙げておきました。参考までに、4番目はウェストヨークシャーで、リーズとブラッドフォードという2つの都市が両方入ります。7番目のサウス・ハンプシャーは、サウスハンプトンとポーツマスが、実際はちょっと離れているのですが、一つの都市圏になっています。8番目のタインサイドはニューキャッスルとその周辺の小都市を合わせた名称です。
 ところで、このコナベーション単位での上位10都市の人口密度を見ると、ロンドンが若干高いものの、どこも極端な差がなく、3200人から5700人という範囲に収まっていることに気づきます。これが自治体単位だと、大都市の自治体でも、周辺の郊外や農山村部を多く含んでいる自治体とそうでない所があり、それによって人口密度の差が大きく出てしまいます。しかし、都市圏が連続しているという定義に基づいた、ビルト・アップ・エリアで区切れば、ロンドンも含め、どこも密集度は大きく変わらないのだということがわかります。もちろんもっと狭い範囲で見れば、ロンドンにもこの3倍もの人口密度を有する区はあります。それについては、4. ロンドン33区と東京23区を比べてみるをご覧下さい。


3. ロンドンからの鉄道による時間距離

 現在、本サイトでは、北アイルランドを除いたブリテン島の都市を、39市、紹介しています。全ての都市に鉄道が通じており、乗り換えの有無はありますが、ロンドンから列車で行くことができます。そこで、多少は遊びの要素も入りますが、ロンドンとの鉄道での行き来の利便性を比較するという意味で、ロンドン発の列車での時間と距離を一覧にしました。
 イギリスの鉄道ダイヤは曜日によって違い、金曜だけ遅くまでの列車があったりします。加えて工事等による運休や時刻変更、バス代行も頻繁です。ここでは基本ルールとして、2018年5〜6月現在の平日ダイヤで、目的地に16時〜18時の間に着く最速列車と、夜行列車を除いたロンドン発の最終列車を並べてみることにします。但し上記のような事情で変則日のデータを取ってしまっている所もあるかもしれませんので、ご了承下さい。あくまで参考という形でご笑覧下さい。もとより実際のご利用に際しては各自で当日の時刻等の確認をお願いいたします。

地域 ロンドン出発
ターミナル駅
現地到着地 営業
距離
夕方(16-18時)現地到着 最終列車
都市名 駅名 出発 到着 所要 乗換 出発 到着 所要 乗換
イングランド南部  ヴィクトリア ブライトン・アンド・ホーヴ  ブライトン  82 1614 1707 0053 -- 0005 0118 0113 --
ブラックフライアーズ 81 1509 1619 0110 -- 0105 0230 0115 --
セント・パンクラス カンタベリー カンタベリー・ウェスト 112 1612 1708 0056 -- 0012 0128 0116 --
セント・パンクラス ヘイスティングス  ヘイスティングス  132 1622 1750 0128 -- 2237 0008 0131 AFK
チャーリング・クロス 100 1445 1618 0133 -- 2345 0133 0148 --
ヴィクトリア イーストボーン イーストボーン 106 1446 1614 0128 -- 0002 0143 0215 HHE
ウォータールー ギルフォード ギルフォード 49 1630 1703 0033 -- 0009 0108 0059 --
パディントン オックスフォード オックスフォード 102 1552 1647 0055 -- 0022 0135 0013 --
ウォータールー ウィンチェスター ウィンチェスター 107 1705 1759 0054 -- 0105 0300 0155 --
ウォータールー ポーツマス ポーツマス・アンド・サウスシー 118 1600 1728 0128 -- 2345 0138 0153 --
ウォータールー サウスハンプトン サウスハンプトン・セントラル 128 1535 1649 0114 -- 0105 0257 0152  
イングランド南西部 パディントン ブリストル ブリストル・テンプル・ミーズ 190 1600 1738 0138 -- 2330 0130 0200  
パディントン バース バース・スパ 172 1600 1724 0124 -- 2330 0116 0146 --
パディントン チェルトナム チェルトナム・スパ 194 1430 1645 0215 SWI 2215 0058 0243 SWI
ウォータールー ソールスベリー ソールスベリー 134 1520 1640 0120 --  2340 0110 0130 --
ウォータールー ボーンマス ボーンマス 124 1435 1620 0145 -- 0005 0215 0210 --
パディントン エクセター エクセター・セント・デイヴィッツ 279 1327 1617 0250 -- 2145 0104 0319 --
パディントン トーベイ トーキー 321 1230 1610 0340 NTA 1944 2330 0346 NTA
パディントン トットネス トットネス 325 1327 1652 0325 -- 2045 0017 0332 --
パディントン プリマス プリマス 363 1230 1618 0348 -- 2045 0054 0409 --
イングランド東部 キングス・クロス ケンブリッジ ケンブリッジ 93 1544 1630 0046 -- 0032 0144 0112 --
リヴァプール・ストリート ノーリッジ ノーリッジ 185 1500 1650 0150 -- 2330 0141 0211 --
キングス・クロス ベリー・セント・エドマンズ ベリー・セント・エドマンズ 139 1442 1626 0144 CBG 2142 2329 0147 CBG
リヴァプール・ストリート コルチェスター コルチェスター 84 1630 1716 0044 -- 0044 0158 0112 --
イングランド中部 ユーストン バーミンガム バーミンガム・ニュー・ストリート 182 1543 1705 0122 -- 2330 0136 0206 --
マリルボーン ストラットフォード・アポン・エイヴォン ストラットフォード・アポン・エイヴォン 167 1410 1612 0202 LMS 2043 2256 0213 --
セント・パンクラス ノッティンガム ノッティンガム 204 1534 1712 0138 -- 2308 0141 0233 --
セント・パンクラス レスター レスター 159 1602 1704 0102 -- 0015 0213 0158 --
イングランド北東部 キングス・クロス ニューキャッスル ニューキャッスル 432 1500 1750 0250 -- 2200 0213 0413 --
キングス・クロス ヨーク ヨーク 303 1500 1651 0151 -- 2300 0132 0232 --
キングス・クロス リーズ リーズ 299 1503 1716 0213 -- 2333 0234 0301 --
セント・パンクラス シェフィールド シェフィールド 265 1402 1601 0159 -- 2220 0111 0251 --
キングス・クロス スカーブラ スカーブラ 370 1430 1735 0305 YRK 2000 2335 0335 YRK
イングランド北西部 ユーストン マンチェスター マンチェスター・ピカデリー 296 1500 1705 0205 -- 2300 0208 0308 --
ユーストン リヴァプール リヴァプール・ライム・ストリート 312 1507 1720 0213 -- 2107 2334 0227 --
ユーストン チェスター チェスター 288 1410 1610 0200 -- 2110 2330 0242 CRE
ウェールズ パディントン カーディフ カーディフ・セントラル 234 1545 1753 0208 -- 2330 0228 0258 --
スコットランド キングス・クロス エディンバラ エディンバラ・ウェイヴァリー 632 1200 1620 0420 -- 1900 2329 0429 --
ユーストン グラスゴー グラスゴー・セントラル 643 1230 1659 0429 -- 1930 0005 0435 --
キングス・クロス アバディーン アバディーン 842 1000 1704 0704 -- 1700 0008 0708 EDI

乗換駅略号:AFK=アシュフォード・インターナショナル  CBG=ケンブリッジ  CRE=クルー  EDI=エディンバラ  HHE=ヘイウォーズ・ヒース  LMS=レミングトン・スパ  NTA=ニュートン・アボット  SWI=スウィンドン  YRK=ヨーク


4. ロンドン33区と東京23区を比べてみる

ロンドン33区地図

ロンドン33区と東京23区 東京に住んだことのない人も含めた多くの日本人にとって、東京23区は、やはり何らかの形で馴染みがあるか、少なくとも部分的にでも、ある程度のイメージが沸く場所ではないでしょうか。そこで、似ているといえば似ている、けれどもやっぱり随分違う、ロンドン33区と東京23区、合計56区を、一緒くたにして並べてみました。
 とりあえず何が違うかというと、東京23区の方が面積はずっと小さいのですが、東京は、23区を出ても都市圏が延々と続いています。対するロンドンは、ロンドン33区の外れの、隣の市町との境界あたりまで来れば、もうほぼ例外なく田舎で、田園風景が広がっています。欧州最大の都市と言われるロンドンですが、やはり日本の首都圏という一大都市圏と比べれば小さいのかな、といったところですね。
 最初の表は、ロンドン33区と東京23区を順に、面積、人口、人口密度を並べた表です。人口は同じ時期で比較できるように、2016年の推計値を採用しました。出典資料による細かな誤差はどうしてもありますが、大きくは狂っていないデータの筈です。ロンドンの番号1〜33は、上の地図と呼応しています。


ロンドン33区と東京23区・人口順 まずは人口の多い順に並び替えてみました。 上位9位まで、東京です。こうして見るとやはり日本の方が一つの自治体が多くの住民の面倒を見ているということになりますね。下から二番目が圧倒的に少ない千代田区で、最下位がさらに桁違いに少ないシティー・オヴ・ロンドンというあたりにも注目です。


ロンドン33区と東京23区・面積順  次は面積順です。人口の逆で、上位はロンドンが独占です。ロンドンで面積の大きな区は、大体、中心部から遠い郊外の区です。このロンドンの上位6区は、ずば抜けて大きい感じです。参考までに都下で見ると、多摩地区最大の市、八王子市は、面積186平方キロで、ロンドン最大のブロムリー区より2割ほど大きいです。多摩地区第二位の青梅市が、103平方キロで、ロンドンの3位と4位の間。そんな感じですが、さすがにロンドンのどの区も青梅市よりは人口密度があります。


ロンドン33区と東京23区・人口密度順 最後は人口密度順です。人口密度なので、ロンドン33区全体と東京23区全体という数字も入れました。こちらはかなりはっきり分かれました。東京の人口密度が軒並みずっと高いということです。人口減の時代とはいえ、まだまだ東京は混み過ぎかもしれませんね。
 東京では千代田区が圧倒的に最下位なので、ロンドンも、シティー・オヴ・ロンドンがもしかしてそれ以上に、と期待すると、そうでもない所に来ているのが意外でした。シティーのことを「企業や銀行ばかりで人が住んでいません」などとは、うっかり言わない方がよさそうです。
 他方、ロンドンで人口密度が上位に来るのは、軒並みシティーを取り巻く都心区で、上から7つまでは、ゾーン1にかかっている区です。そういうはっきりした傾向があるのに対して、東京はもっとバラバラですね。
 実際にも、ロンドンの方が都心と呼べる中心部が狭い範囲にまとまっていて、周辺を住宅地が取り囲んでいます。対して東京は、銀座、大手町、新宿、渋谷、池袋など、都心・副都心の大きなビジネス街、繁華街が複数存在しており、それぞれを核に周辺に通勤便利な住宅街が放射状に広がってきたため、こういう順位付けではロンドンより複雑に、一見節操なく並んでしまうのかなと想像します。



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